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Never Too Much:Luther Vandross(single layer SACD)SONY(2000)

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偉大なR&Bシンガー、ルーサー バンドロスの事実上のファーストである。SACD盤は音の鮮度がCD盤とは明らかに異なり、跳ねるようなリズムから感じられる生命感に満ちた瑞々しいサウンドが、広大なサウンドステージを満たす。若き日のバンドロスの、ほとばしるようなエネルギーを備えた、しなやかな声がSACD特有のキメ細やかな音の描写法に見事にマッチする。もともと録音も良く、マーカス ミラー、アンソニー ジャクソンをはじめとするバックの演奏も最高、ボーカルは弾けていて非の打ち所のないアルバムであるがゆえにSACD化の意味はある。このアルバムに横溢するアクの強いボーカルスタイルは、歌唱に込められた喜怒哀楽を突きつけるようで、どこか脅迫的だが、最後のフレーズが消えた後に残る余韻は、いつもしんみりしている。この寂しげな余韻がいい。やがて悲しき・・・となるのはAIDSにより非業の死を遂げた彼の運命が脳裏によぎるからだろうか。なぜか、ここのところの感情移入がCD盤よりもSACD盤がしやすいのが不思議だ。

by pansakuu | 2013-03-23 11:39 | 音楽ソフト