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Accuphase E-600を巡る私的な会話:偏見よさらば


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偏見なんてどうせ無くならないから、表に出さない努力だけしとけば良いかなと
by YM8


Introduction


GOZ:おっ、E600やっと来たのか。聞かせてよ。
MEZ:(電源スイッチを入れながら)ホントは嫌いなんでしょ、アキュのアンプなんて。
GOZ: いやいや、そんなことないって。好きなのもあったよ。
 プリアンプのC290Vなんて一年くらい使ってたし。
 だいたい、コレは良さそうだって、君に言ったのは私だよ。
MEZ:そうですけど。だから買ったのですが・・・。でもなんか、好きじゃないっていう
 お話がありませんでした?だいたい、なんで、これだけはイイっておっしゃったんでしたっけ?
GOZ:確かにアキュフェーズのアンプは見かけがどうしようもなく嫌いなのは従来どおりなんだけど、
 これほど質実剛健でありながら、最新の技術をテンコ盛りに盛り込んでる力の入ったプリメインは
 悔しいけど他にはほとんどないでしょ。
MEZ:Devialet(デビアレ)があるじゃないですか。買えないけど。
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GOZ:そうそう、あれはまずちょっと高いでしょ。
 しかも、目玉のイーサネット入力での再生がトラブってたよね、時々。
 以前、ウチで聞いたら安定しなかったよ。ああいう機能がフルで使えないのはちょっとね。
 でも今はバージョンアップして治ったかなぁ。
 それから国内メーカーじゃないから故障してもすぐに直してくれないかもって、ちょっと不安だしね。
 アキュはこの前、コンデンサーの不具合でリコールがあったけど、恥であり、対応が面倒な事であっても、  良心的に対処するから、逆に好感が持てる。デビアレはコンパクトでスタイリッシュで音はかなりいいけど、 試聴した時はまだインターフェイスの面では完成の域には達してなかったと判断したし、
 まだ長期的な信頼性は不確定だし。
MEZ:確かに、このAccuphase E-600 プリメインアンプはデビアレよりも安いですよね。
 60万円台で買えますから。それでいて、海外メーカーよりいざという時に頼れるメーカーの製品っていう
 イメージあります。音も基本的には負けないですよ。
 ただしデビアレ240なんかに比べると敵わないですけど。
 値段がE600の3倍以上ですから当たり前ですかね。E-600はデジタル入力ボード、フォノ入力ボードを
 入れれば、PCオーディオもアナログオーディオも受け入れるし、かなり出来のいいヘッドホン出力はあるし。 結局インターフェイスのポイントも高いんですよ。GOZさんの推薦なしでもこれにしたかも。
GOZ:ヘッドホンアウト聞いてないくせに。出来がいいかどうかは聞いてみないと。
 私はさ、今あるメインシステムがたまたま故障したときに、バックアップで必ず動作して、
 そこそこイイ音を聞かせてくれる信頼性の高いプリメインが欲しくなったのよ。それも国産で。
 まず壊れそうもないという実績があり、もしそれが壊れてもいつでも直してくれそうで、
 しかも音は悪くなくって、というようなプリメイン。
 それにバックアップだから100万は超えて欲しくないしね。
 そういう趣旨で試聴してたら、これが一番良かった。それで、素直に認めた方がいいと思って。
MEZ:Accuphase made in Japanに対する偏見を改めようってことですか。
GOZ:ま、そうかな。


Exterior and feeling
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MEZ:僕はこの外見は嫌いじゃないんですけどね。なんか安心感ありません?セレクターダイアルがあり、
 ボリュウムノブがあり、メーターがあり。何を言われようと、この在り来たりのカタチ、
 配置をずっと続けているところが良くありません?この金ピカ仕上げが苦手ですか?
GOZ:嫌いじゃない?じゃ好きなの?金ピカは私はともかく、今の若い人は引くんじゃないかと思ってね。
 別な色の仕上げを限定でいいから出せよな。ブラックとか、ガンメタとかさ。
 絶対カッコいいと思うんだけどな。Accupheseはこのシャンパンゴールドな仕上げだけで、
 かなり損していると思うよ。
MEZ:僕はGOZさんよりはかなり若いつもりですけど、このカラーには違和感ないです。
 それに見てくれだけじゃなく、触ってみてもイイんです。各部のスイッチのしっかりしたクリック感とか
 ガタの無さとか、ボリュウムの吸い付くような触感とか、適度な重みのある回転の感触とか、
 いままで使ってきたPCオーディオ系の機材とか据え置きヘッドホンアンプとかとは
 比較にならん高級感に圧倒されましたよ。
GOZ:フロントパネルもブ厚いしね。それからメーターがいいよね。さりげないけど、
 最新式バーグラフメーターだ。こういうメーター、今、国内外見回してもほとんどないっしょ。斬新だよね。
 音量のレベル表示が中央にデジタル表示されるのも感心するよ。
 レベルが数字で分かったほうがいい。
 それに、これはデジタル入力の時にはサンプリング周波数も表示してくれるんだってね。
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MEZ:(実はけっこうちゃんと試聴して調べてらっしゃるんじゃないスか)
 このサブパネルを開けて見ました? モノラル・ステレオ切り替え、スピーカー切り替え、
 プリ・パワ分離、低・高音域のコントロールツマミ、左右音量バランスツマミ等々。
 もういちいち挙げると口が疲れるくらい、いろいろできます。
 位相切り替えなんか入力ソースごとにできるんですよ。これが全部、この確実に動作する
 スイッチやツマミで買えられるんだから。有り難いです。
GOZ: これ、スピーカー2系統を切り替えて使えるのねー。へー。伊達に2系統のスピーカーケーブルの
 バインディングポストがあるわけじゃないのか。しかも、ACアウトレットが3つもあるのね、ウラに。
 消費電力が少ないPCオーディオ用のDACなんか、タップが足りなくても、
 ここから電源を取って使えちゃうわけだよね。趣味の合わない金ピカのフロントパネルを見ながら、
 付属のダサいリモコンを触ってると貶したくなるんだけど、
 本体の機能をいろいろ見てくと褒めなきゃならなくなるよね。
MEZ:ところで、これかなり熱くなりますね。真夏はクーラーがないと厳しいでしょう。
GOZ:まー、A級動作、8Ωで30Wだかんね。でももっと熱くなるアンプなんていくらでもあるでしょ。
 この前、MX-Rをフルドライブさせるつもりで3時間ボリュウムを上げて聞いていたんだけど、
 触れないくらい熱くなった。あれほどじゃない。
MEZ:でもやはりアンプの上は天井まで空気だけっていう方がいいと思います。
 5時間も聞いているとかなり熱いですよ。トップパネルが、
 こういうスカスカの網目みたいなものなんですけど、仕方ないです、この熱では。
GOZ:まあ、デビアレの他に高級プリメインというと、ラックスマンとかオクターブとかブルメスターとか
 ダールジールとかジェフとかナグラとかあるよね。いろいろあるけど、価格と仕上げ、出てくる音の質、
 総合的に考えて最高ってのは難しいよね。値段が高いと、立派なセパレートアンプが買えちゃうから。
 そこまでやるならセパレートにしたらってことになる。つまりは、そのプリメインアンプの価格で買える
 セパレートアンプのコンビを超えるような音を出せなきゃ意味がない。
 そういう高級プリメインの開発ってのは、価格と性能の兼ね合いのぎりぎりの線を探る行為だと思うんだ。
 アキュフェーズを筆頭に日本のオーディオメーカーはそこにスイスアーミーナイフのような多機能性とか
 信頼性を与えて、さらなるオールインワンのアドバンテージというか、
 高級プリメインアンプをあえて買う意味をアピールしようとしてる。
 この企みは今回は成功だと思うのよね。


The sound 

GOZ:このAAVAボリュウムは凄いねえ。どの音量位置で聞いても同じ音調だよ。
 このアンプはゲイン切り替えがないんだけど、これだと必要ないよね。スイートスポットが音量ゼロから
 フルボリュウムまでだ。全音量域で安定して変化の少ない出音だね。
MEZ:そこがいいんですよ。AAVAの良さですよね。スピーカーがヤバそうな大音量でも、
 蚊の鳴くような小音量でも全帯域がおんなじプロポーションで聞けるんですよ。
 特に小音量で愉しむのに最高です、このアンプ。
GOZ:噂通り、このプリメインの音は静かだからね。SNは世界中のプリメインで最高の部類なんでしょうな。 これほどの背景の静けさの黒さ、深さはプリメインで初めて体験するわな。
 今はバッハの声楽を聞いているわけだけど、この音の分解能の高さ、
 一人一人の声が適当にバラけて聞こえるぞ。これヘッドホンアウト聞いていないけど、
 こういう奥深い静けさで、こういう解像感の高い音で聞けるんだったら、
 そこらの据え置きヘッドホンアンプは敵わないかもな。
MEZ:ヘッドホンね。あまり頑張ってやると、あれは確実に耳に良くないと思うから、
 今は止めてるんですけど、T1でも買い直して聞いてみますかね。
 でもやっぱ、スピーカーで聞くのが、この場合本来なのでは?
GOZ:そうだよねえ。このアンプはスピーカーに対するドライブパワーはかなりあるからな、
 大概のスピーカーはちゃんと鳴らせるはずだよ。音のスピード感は普通だけど、低域の制動力は
 かなりだから、解像度高く、締まった低域になってる。SNが高いから小音量でもしっかりと
 微かなニュアンスまで聞き取れるし、逆に大音量にしてもスピーカドライブに破綻が全然ない。
 スピーカーの能率が極端に低くなければ、ウーファーを余裕をもって操るだけの器量がはっきりとある。
MEZ:それにしても、SNが高いからか知らないけど、細かい音がかなり良く聞こえる気がしません?
 こういう音数が多いというか、音の細部にスルッと入って行くような傾向のサウンドって、今風っていうか、
 PCオーディオ系の音調に寄り添ってると思いますよ。DSみたいな細かくて淡明で、良く拡がる音ですよ。
 実際こうやってAkurate DSで聞くとしっくり来ます。
 今聞いてるアコーステックギターの速弾きの曲なんて、
 細かい指の動きに出音が非常によくついてきている感じが印象的です。
 これ聞いていると上流から来る信号に高度に追随する性能の高さが感じ取れますよ。
GOZ:帯域ごとのバランスも絶妙だよね。下膨れなピラミッドバランスじゃないし、
 昔のアキュみたいなハイ上がりな感じでもない。なんかこうフラットで卒がない感じ。
 中域は充実してて、人の声、息遣い、唇の使い方なんかも表現豊かに聞かせるけど、
 中域が殊更に濃密だったり、他の帯域に比べて突出する感じはしないよね。
 勿論、高域も低域も全く出しゃばらないけど。やっぱりフラットで冷静な音って感じあるな。
MEZ:ボクの印象ではまず、カチッとした固めの音ですよね。
 鉛筆で言うとHで書かれてる細密な絵みたいでしょう。そして、熱くなるA級アンプですけど、
 音はむしろクールですよね。感触としては適度の粘りはあるんですけど、
 少なくともホットな音じゃない。それから乾いてないですね、これまた適度な湿り気があるような感じ。
 でも無味無臭、そして透明。カラフルな派手な音ではないですが、モノクロームな音じゃなく、
 淡い音色が心地よく。やり過ぎ感がどこにもない適度な音です。
GOZ:つうか、まず純度が高い音だと思うけど。
 余計なノイズを濾過して純粋な音だけを大切に大切に出してる。
 その上で端正で真面目な音。これはアキュフェーズの伝統のサウンドの傾向だけど、
 E-600では上級のプリアンプとかよりも、この真面目一辺倒な息苦しさは緩和されてるよね。
MEZ:これは値段を考えると不満がほぼ無い音ですが、強いて言えばさらに躍動的に鳴ってくれたらなぁと。 なんか、軽めで弾けるポップスとかちょっと抑え気味な表現に感じる時もありまして。
GOZ:確かにそんなに活力に満ち満ちた、鮮度の高い音じゃあないね。
 音をストレートに前に出して来るんじゃなく、きちっと整理してから出すような、
 独特の真面目さがある気がする。アキュフェーズのアンプの多くがそういう音の傾向を持つよね。
 これは大人びたと言うより、大人しいと言ってしまうべきかも。
 でも、とにかく、多くの種類の音楽をかけて、どれでも破綻が無いってのは、
 こういう音調じゃないと上手く行かないのだろうね。
MEZ:曲変えましょうか。これはどうです。
GOZ:ガルパンのハイレゾ?個人的にはこのアンプ、アニソンはイケるかもな。
 うーん、そうさな私、このアンプでならスピーカーでアニソンを聞いていいと思うよ。
 最近、やたら広いサウンドステージを提供する剛力のモノラルパワーアンプよりも、
 クリーンかつ凝縮した世界を展開する高級プリメインでスピーカーを鳴らす方が、
 アニソンを聞く態度としては適切なんでない?って考えてるんだけど。
 そもそもアニソンとかって製作される時にボーカルや楽器が同時展開している現実の空間がないよね。
 あのアニソンではサウンドステージというか、音響空間自体がもともとバーチャルなので、
 アカラサマに空間を広々と精密に描き出そうとすると、むしろ違和感があるような気がする。
 音響空間内での楽器の細かい位置情報よりも、まずは個々の音をノイズに埋もれさせず、
 互いに干渉させず、クリアに拡がるように聞かせるのが大事なんじゃないか。
 このE-600だと、まず、それがきっちり出来てる。
 今の若者にもこれは受け入れられやすい音調じゃないかな。
 ハイエンドヘッドホンシステムからスピーカー オーディオに移行するなら、
 このE600にピエガとかB&Wとかデナウディオとかを組んだらどうかな。
MEZ:リジッドなエンクロージャーとワイドレンジなユニットのある、ブックシェルフスピーカーとか
 小さ目のトールボーイスピーカーをこのE-600とつないで、アニソンを聞くといいんですよ。
 クリアでありながら、中身の詰まった、程よい実体感と音の広がりを両立させた
 素晴らしい再生音になりますよね。ここでも、それを実践しちゃってるわけですが。
GOZ:それから、これイコライザーじゃないけど、
 このアンプの中で低域とか高域とかのレベルの調整ができるのね。
 低域に量感が欲しいと思ったらここを少し回せばいいんでしょ。
MEZ:僕の感性で、この部屋で鳴らすとすると、そういう音の調節はしなくていいんですが、
 夜とか低域のリズム楽器のアタックの衝撃を減らして、
 騒音の苦情が来る心配を避けたいと思うときなんか、この手のレベル調節は武器ですね。
 それからなにより、こういう高域とか低域のレベル調節で音の聞こえが実際どう変わるのか、
 PCオーディオの波形上でなく、アンプのレベルで変えるとどうなるのかというのが、
 実際の感覚として分かるのもいいですね。
GOZ:ところで話は戻るんだけど、このAAVAボリュウムは、やっぱ凄いねえ。
 この回転のフィーリングもそうなんだけど、音量の上がり方が凄い。
 このジワジワと音量が上がる感じ。アンプで常に操作する部分てえのは、まずボリュウムだからさ、
 ここに最新かつ最高のオリジナルの技術を投入できるハイエンドアンプメーカーは強いよね。
 価格を含めて考えると、まさに現代最強のプリメインアンプっていうのは、Accuphase E600かもね。


Summary

MEZ:そりゃ褒め過ぎですよ。GOZさんらしくもないです。
 高級プリメインとして世界中を見渡せば、devialet240とか、Burmester 032, 
 dartzeel CTH-8550、ORACLE S3000なんかには特別な魅力もあるのは認めますよ。
 でもアンプというモノの全ての側面を見ちゃうとね。私にはE-600しか残らないですね。
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GOZ:何にしろ、消去法で残るアンプだよな。私はバックアップでしか使う予定はないけど、
 これは明らかにサブとかバックアップでしか使わないのは勿体ない。
オーディオシステムってのは機材が一揃いで音を出すから、システムの中の一台でも不具合だと聞けない。海外製アンプは修理やメンテがいつ終わるかは常に不透明でね。
 バックアップの機材は絶対に必要なんだよ。ヘタすると三か月も音が聴けないなんてことになる。
 しっかし、このE600、バックアップのためだけで持つものも贅沢なモノだね。
MEZ:僕にとっては高い買い物だったですけど、後悔はないです。
 家族には一生モノだから、と言ってますよ。それで許してもらってます。
GOZ:実は、その発言自体、御家族には一笑モノだとか思われてない?本当の一生モノなんて、
 オーディオ機器にはないって。本当の一生モノは、アナタの場合50年くらい先まで
 普通に使えるものじゃないとダメでしょ。多くのオーディオの機材は30年以上にわたって、
 そのまま使えるものではないよ。あるとしても、それは中身の部品で劣化したものを取り換えてるはずで、
 実際は少しずつ新しく生まれ変わってる。元のモノがそのまま存続しているわけじゃない。
 アキュフェーズみたいに持続的なメンテナンス、長期にわたって故障の修理が可能な場合だけ
 そういう生まれ変わりができる。
 本当の一生モノは宝石みたいにメンテなしで輝き続けるモノのことを言うんだよ。
 このアンプのことを言うなら正確には半生モノくらいにしとくべきだ。
 元のモノとは微妙に変わってゆく要素があるんだから。
 そう呼ばれるべき機材が、アキュフェーズの製品だっていう事には異存はないけどね。
MEZ:やっとGOZさんらしい、込み入ったコメントが聞けて満足です。
 それから僕のE-600の音も褒められて、ますます満足です。
GOZ:と言いつつも、やはりこの金ピカなんとかならないのかなぁ。 
 折角、こんなにアニソンを含めたオールジャンルでしっかり聞けるアンプなのに、若い人が逃げそうで。
 はっきり言って、このカラーだけは馴染めないな。
 LUXMANだってデザイン一新したんだから、Accuphaseもそろそろ世代交代に対応した
 準備をせんといかんのじゃない?
MEZ:色はともかく、AAVAを搭載したバランス接続対応のプリアンプのオマケじゃないヘッドホンアンプを
 出してくれたら僕にとってはセンセーショナルかな。でもやんないだろーなー。
 ここの保守的な商売は将来を考えるとどうなんですかね。一生モノと見得を切った手前、
 未来永劫にアキュフェーズが続いて欲しいから、
 時代に合わせたモディファイは積極的にやってほしいんだけどな。
GOZ:アキュフェーズもC290Vのころとは音調が変わって、現代的になってるけどね、
 それは意図したものじゃなさそうだし。特に見かけのスタイルの変化があまりも遅々としていて
 もどかしいぞと。Accuphaseの機材のデザインの向いている方向が
 60歳以上に限られてる感じがしてならないんだよね。
MEZ:音をまともに聞けば、このE-600はプリメインの傑作としてずっと記憶されるでしょうねって
 言えるんですけどね。こういう作品は安易なモデルチェンジはしないで、息長く売って欲しいです。
GOZ:全くだ。そこそこ安い価格帯にいい製品が増えて欲しいって誰かが言ってたけど、
 E-600はThis is itって感じだよ。このアンプから、スピーカーオーディオを始めれば、
 どんなスピーカーでも、その良さはきっと分かると思うし。
 ヘッドホンにそろそろ飽きてきたフリークたちも、
 そんなにムリせず買って、使って、かなり満足なはずだよ。だからこそ、この金ピカが惜しい。
MEZ:それはアキュのルックスに対する偏見ですか?
 それともいわゆる僕みたいな“最近の若い人”の感性に対する偏見ですか?大丈夫ですって。
 音はいいから、もし外見が多少アレでも問題ないです。
GOZ:オーディオって長くやってると、必ず何らかの偏見が染み付いちゃうんだよな。
 オレは偏見が無いって言って澄ましているのは、嘘ついてるか、自分で気づいてないか、
 そのどちらかじゃない?でもそういう偏見が急に突き崩されることも、長くやってると、またあるんだよね。
 でも、それで偏見が皆無になることはなくて、また別な偏見が打ち立てられるだけなんだけど。
 こうしてジグザグにオーディオは前に進んでくんだよ。
MEZ:崩しては立てるか・・・・。でもなんだかんだ言って、まだホントは嫌いなんでしょ、アキュのアンプ。
GOZ: いやそんなことないってば。
 そういえば、その発言自体、私の好みに対する偏見じゃあ・・・
MEZ:なるほど、確かに。なかなか無くならないものなんですね。(笑)

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by pansakuu | 2014-03-29 19:23 | オーディオ機器